SNSやウェブメディアはいま、成功者の言葉であふれかえっている。「やると人生変わります」「やらないと後悔します」「これ使ってないとヤバい」とかなんとか。
…コレ、全部やらなきゃダメ? って、ときどき気持ちが悪くなる。でも、確かなのは「やってみなきゃ何も始まらない」ということだ。ならば、本当に必要な物ごとは何なのか、自分の身体を使って検証してみようと思った。幸い、オレはしつこくやり続けるのはキライじゃない。そして、それが読者の役に立つのなら、張り合いが出るというものだ。
「ていねいな暮らし」ができてる感が出てくる
記念すべき第1回目の実験は、「毎日トイレ・玄関を掃除すると人生は変わるのか?」と決めた。トイレと玄関――それは、風水やスピリチュアル界隈において「もっともキレイにすべき場所」として常識になっている場所。ならば、ここを重点的に掃除すれば、いち早く変化が起こるんじゃないだろうか?
成功例はあるかな…と調べてみたら、ビートたけしさんがご自身が成功した理由を振り返り、「30年間毎日トイレ掃除したことくらいしか、思い当たらない」と語ったという。オレも彼のようにロールス・ロイス乗れるかな? もしかしたらロースハム、あるいはロールキャベツが関の山か…?
とりあえず、3か月を目安に続けてみようと決意した。とはいえ、あまりに重い作業にすると続かないから、トイレは便器をブラシでこするだけでもOK、玄関ははき掃除だけでOKと、自分なりに定義した。
さて、掃除をし始めて思ったのは、やはり気持ちがいいということ。トイレ、玄関ともに毎日よく使う場所だから、キレイになっていると爽快だ。特に、トイレ。床に髪の毛一本すらなく、便器がピカピカなのを見ると、「これはもはや…サウジの王族の邸宅か…?(なわけない)」と思わずニヤけてしまう。玄関のほうも、すぐ掃除できるよう靴を放置することがなくなったので、スッキリ見えて気持ちがいい。なんだか、「意識高い系」になった的な? 「ていねいな暮らし」的なものができている気がするよ。
1か月続けた結果、トントン拍子で物事が進…まない!
そして現在。2025年の4月22日から毎日掃除をし始めて、1か月と3週間(中途半端!)が経過したので、変化を報告しようと思う。
トントン拍子で物事が進むようになったのか…? 果たして結果は…クソ忙しくなった! なんでや! プレッシャーも作業量も重い案件が複数、ドドっとのしかかってきた。しかも、そんなときに限って風邪でダウンするという…。それでも休めないから、マジ地獄だったんだけど…。
ただ、これが一概に悪いことだと言えるわけじゃない。いままでと違って仕事のステージが上がった気がするし、人生の課題をこなしている気もするし。ここを乗り越えると、さらに自信がつくのは火を見るよりも明らか。それはそれで楽しみなのだ。超しんどいけど。
あとは、キレイな女性と接することが増えたかなぁ~。短く言葉や視線をかわす程度なのだが…気のせいか。でも、それだけで日常は楽しくなるよね。こんなふうに、「ポジティブな気のせい」を探すようになったこと自体、ある意味成果と言えるかも。というわけで、1か月たった中間報告はこんなところ。ぜひこの後の報告も期待してね。それでは、また。
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