中年の悩みの筆頭といえば、抜け毛(薄毛)でしょう。いわゆるAGA、男性型脱毛症ですね。私も完全にハゲの家系なので、40代に入った2017年ころから薄毛の悩みが始まりました。M字ハゲが日に日に深くなり、やがて目の上あたりからつむじにかけて、ナタで切りつけられたように髪がざっくりと分断され…整髪料を使い、残った髪でなんとか隠そうとするのですが、よけいに汚く見える…。毎日、鏡を見るのがイヤでイヤで、本当に辛かったです。
AGAクリニックの無料相談で投薬が有効と知る
この絶望感がなくなるのなら、ある程度のお金を払っても構わない。何か方法はないか…?

藁にもすがる思いで、とあるAGAクリニックの無料相談に行ってみました。一般的な治療コースの料金は1か月1万5000円くらいと、やっぱり高い。ちょっと無理かなぁ…。ただ、話を聞いて、メインの治療方法がわかりました。それは、外用薬(塗り薬)と内服薬(飲み薬)を継続して使うこと。外用薬の成分は「リアップ」(大正製薬)でおなじみの「ミノキシジル」です。「リアップ」は薄毛に悩む方なら真っ先に手を出す製品ですので、私も使ってはいたのですが、効果がイマイチなんだよなぁ…。
一方、内服薬は2つあって、ひとつは「フィナステリド」と判明。もうひとつは、外用薬と同じ「ミノキシジル」です。まあ、治療法が主に投薬だとわかっただけでも収穫はあった。というわけで、AGAクリニックとの契約はせずにその日は帰宅。
その後、フィナステリドが気になって調べてみたところ、インド製のものが4000円くらいで売っていました。でも、よくわからない個人輸入のサイトだし、副作用とか、アフターケアの面でちょっと怖いなぁ…。
近所の皮膚科でフィナステリドを処方してもらう
並行して、近所の皮膚科のクリニックに薄毛の悩みを相談してみました。男性医師からは「あのね、薄毛に一番効くのは飲み薬だよ」とのお言葉。さらに聞けば、この病院でフィナステリド(商品名はプロペシア)を処方してくれるとのこと。それはありがたい! ぜひ! ということで、処方してもらいました。フィナステリドは保険がきかないので、1月ぶんが約8000円と高い。でも、AGAクリニックより安いし、薄毛のストレスがなくなるならいいか! と思い、購入しました。髪が回復するまでには数か月間継続して服用する必要があるとのことで、3か月ぶんを購入して飲み始めます。

AGAのしくみとフィナステリドの効果
では、ここでAGAが起こるしくみとフィナステリドの効果を見ていきましょう。AGAの原因は、加齢によって5α(アルファ)リダクターゼⅡ型という酵素が活性化するため。この酵素は良性の男性ホルモン・テストステロンを悪性のジヒドロテストステロン(DHT)に変換する働きがあります。DHTが毛乳頭(※)の中にある男性ホルモン受容体と結合すると、髪の毛をつくる毛母細胞の活動が弱まり、髪の毛の成長期が短縮。髪の毛が十分に育ちきらず、薄毛が進行していくというわけです。
なお、5αリダクターゼⅡ型は主に頭頂部と前頭部に分布するため、そこから薄毛が進行しやすいのだそう。くそー、5αリダクターゼⅡ型め。元はといえばお前が悪かったのか! で、フィナステリドはこの5αリダクターゼⅡ型の働きを抑える効果を持っているため、使用者は正しい発毛サイクルに戻る=薄毛が止まるというわけです。
※毛乳頭…発毛や毛の成長をコントロールする組織
なお、フィナステリドのほか、5αリダクターゼを阻害する成分として、「デュタステリド」(商品名はザガーロ)があります。こちらは5αリダクターゼⅡ型だけでなく、側頭部や後頭部に多く分布する5αリダクターゼⅠ型にも作用するため、さらにAGA防止効果を高める期待ができるそう。ただし、フィナステリドより高価なうえ、副作用のリスクも高まるのだとか。どちらを選ぶかは、個人の考え方次第ですね。ちなみにフィナステリド、デュタステリドとも、DHTが引き起こす前立腺肥大を抑える効果があるため、前立腺肥大症の治療薬としても使われます。
ついに効果が…!
では、経過に戻りましょう。フィナステリドは1日1回、決まった時間に服用するのが良いとのことで、毎朝、食後に飲むようにしました。1か月め、2か月め。効果が出るまで半年以上かかる場合もあるとのことで、ジリジリする思いで効果を待ちます。焦る気持ちはありますが、いままでは「時間の経過=ハゲの進行」だったところ、「時間の経過=回復への期待」に変わったことが本当に大きい。必ず、必ず援軍が来る! だから今は耐えるんだ! 心強い味方を待つ、籠城する兵士の気分です。なお、フィナステリドを飲み始めると脱毛がすることがあるそうですが(初期脱毛)、私の場合は特に変化ナシ。
そして、3か月がたったころ。ついに、髪が変わってきました。ざっくり地肌見えていた部分が黒くなってきたのです! 半年がたったころには、地肌が見えなくなりM字ハゲの部分がほぼ回復。鏡に映る自分に失望することがなくなり、毎朝のスタイリングでも苦労しなくなりました。尊厳を奪われるような悩みの日々を思い出し、心の底から感謝の念が湧き上がってきます。ありがとう、フィナステリド! ただし、完璧に髪の毛が戻ったわけではなく、頭頂部のつむじのあたりにはリング状の薄毛が残りました。もう少し早く始めていればよかったか…。

フィナステリドの副作用で乳房が肥大
で、気になるのが副作用があるのか、ないのか? という点です。結論から言うと、ありました。私の場合は胸がわずかにふくらみ、乳首が以前より突き出してきたんです。乳房肥大、女性化乳房などといわれる状態で、簡単にいえば胸がおっぱい化したわけですね。こちらは男性ホルモンのテストステロンがDHTに変換されずに相対的に増加したことで、その一部が女性ホルモンのエストロゲンに変換されたためだそう。とはいえ、服を脱いだときに少し気になるくらいなので許容範囲です。時間に逆らい、自然の摂理を捻じ曲げているわけですから、その程度の副作用があるのは仕方ないのかもしれません。フィナステリドの副作用をまとめると、以下の通り。
●初期脱毛
●肝機能障害
●皮膚のかゆみ、じんましん
●性欲減退
●勃起機能不全、射精障害、精液量減少
●睾丸の痛み、男性不妊症・精液の質低下
●乳房肥大
●抑うつ症状、めまい
自分の場合は乳房肥大以外の副作用はなかったですが、主に肝臓に負担をかける点と、性欲や生殖器、精液などに影響があるようです。勃起不全の方や妊活中の方は避けたほうがいいでしょう。
ミノキシジルが気になっていた矢先、DMMオンラインクリニックに出会う
というわけで、当面の髪の悩みからは解放されたものの、人間とは欲張りなものですね。次は戻らなかった頭頂部の薄毛が気になってきました。鏡で見えない位置が薄いのですが、たまに上からの映像がモニターに映るエレベーターに乗ったとき、頭頂部の白さが気になるんですよね。背後から見られたくないので、人に「オレの後ろに立つな」と言いたくなる…ゴルゴ13みたいな状態です。
何とかならんかな…と思いつつ、実は、ずっと引っかかっていたことがありました。AGAクリニックのメニューにあった「ミノキシジル」(内服薬のほう)です。ミノキシジルには血管を拡張させ、血行を促進させることで髪の毛根に十分に栄養が行き渡り、成長が促されるといいます。このミノキシジルをフィナステリドと併用すれば、頭頂部の薄毛も治るんじゃないか…? そんな思いはずっと頭の中にありました。あとは、1か月に8000円を払うって高いよねぇ…と思っていた矢先。とあるネット広告が目に入りました。「DMMオンラインクリニック」の広告です。

「おうちAGA 1ヶ月あたり2097円~」って、イヤイヤ、安すぎでしょ? でも、もし本当なら…と思ってクリックしてみたら、どうやら本当にフィナステリドがこの値段で買えるらしい…。12か月プランの定期便という条件付きだけど。
あれ? しかも、ほしかったミノキシジル付きのプランもあるぞ! 購入のためには、医師による処方が必要とのことですが、同クリニックはオンライン診療を無料で提供しているとのこと。プランはあとで考えればいいかと思い、とりあえずフィナステリドが安く手に入るクーポンを使う「予防プラン」を選択。さっそくネットでオンライン診療を予約してみました。診療時間は15分で終わるようです。早っ! すげえ流れ作業なんだろうな…。

無料のオンライン診療はすぐ終わる。ただ、融通はきかない
事前に簡単な問診に答え、何枚か頭髪の状態がわかる写真を送ってから、予約の時間にオンライン診療がスタート。スマホ画面越しの医師に対し、いくつかの質問に答えていきます。私の場合、すでにフィナステリドを使用済で身体の異常がなかったこともあり、診療自体はスムーズに終了しました。おそらくは形だけの診療で、よほどの病気や障害がなければ大丈夫なのでしょう。
ただ、私がミノキシジル付きのプランについて質問し、「できればそちらにしたい」と言うと、「お客様はフィナステリドの割引クーポンで予約されてまして…」と、なんとも迷惑そうな顔をされました。いや、確かにそうだけど、その選択を相談するためのオンライン診療じゃないの? やがて医師の診療が終わり、申し込みを確認するフェーズとなって、オンライン通話の相手は、オペレーターに代わります。ここでも再度、「フィナステリドの割引クーポンでご予約いただきましたが…ミノキシジル付きのプランをご希望ですか?」と迷惑そうに言われました。効率重視の短時間での診療だから、窓口が違うと面倒くさいことになるんだろうな。まあ、しょうがない。
ミノキシジル付きのプラン12か月ぶんを一括購入
気を取り直し、ミノキシジル付きのプラン「発毛ライトプラン フィナステリドセット」の詳細を聞いてみます。海外製フィナステリド1mg+ミノキシジル5mgを、12か月ぶんを一括購入すると、1月あたり3722円とのこと。なお、国内製のフィナステリドセットもあり、こちらは1月あたり5958円とけっこう値上がりします。ならば、海外製でいいかな。身体に合うかわからないから最初は1か月ぶんだけ頼もうか…とも思いましたが、その場合は再度オンライン診療が必要になるとのこと。それは面倒だし、1か月分だけ頼むと8800円と割高になるので、「発毛ライトプラン フィナステリドセット(海外製)」の12か月ぶんを購入することに決めました。

料金の総額は、12か月ぶん4万4660円に送料550円がかかるので、4万5210円。1か月あたり3767.5円になる計算です。皮膚科で処方してもらった場合は1か月約8000円かかっていたので、ほぼ半額になり、しかもミノキシジル付き。これで発毛効果があったら万々歳だな…。ちなみに、商品は2か月ぶんがまず届き、残りの10か月ぶんがその後に届く形とのこと。外国製なので、輸入までのタイムラグがあるのかも。
本稿で紹介したDMMオンラインクリニック「おうちAGA」公式サイトはコチラ
目に見えて髪が増えました!
さて、商品が届きました。商品はフィナステリドとミノキシジルが1錠で摂取できる錠剤タイプです。

飲み続けて3か月くらいでしょうか。なんだか髪にハリが出てきたような…。そして飲み始めて8か月が経った現在。美容師さんに「あれ、髪増えた?」と言われ、同僚の女性には「髪増えたね!」と驚かれました。現在のところ、つむじ部分のみ薄いですが、その周囲はだいぶ回復して全体のボリュームもアップした気がします。これだけ髪に勢いがあれば、後ろに立たれても、一瞬では「薄い」とは気づかれないはず。思うに、フィナステリドがAGAの進行を抑える「守り」とすると、ミノキシジルは積極的に発毛を促す「攻め」を担っているというイメージでしょうか。

ミノキシジルの副作用で全身の毛が濃くなる
さて、肝心のミノキシジルの副作用について。こちらも、やはりありました。私の場合は、「全身多毛」です。その名の通り全身の毛が多くなる症状で、ヒゲや眉が濃くなり、胸毛やパイ毛、腕毛やすね毛をはじめ、指の毛まで太く、多くなってきました。ヒゲが目立つのはちょっとイヤですが、自分の場合、そこまで青くなったわけではないので、まあ許容範囲です。「毛が不要なところだけ血流を弱くして」なんてコントロールできるわけないから、これも仕方ないですね。なお、ミノキシジルの副作用をまとめると、以下の通りです。
●初期脱毛
●全身多毛
●動悸、息切れ
●めまい、ふらつき
●頭痛
●顔のむくみ
●心不全、不整脈
血流や血圧に影響を及ぼすため、それに伴うリスクがあるようですね。私の場合、全身多毛のほかは特に副作用は感じませんでした。なお、ミノキシジル内服薬(タブレット)は日本では承認されておらず、外用薬のみ承認されています。心不全など主に副作用のリスクが考慮されてのこと。つまり、使用は自己責任ということになりますね。
「発毛ライトプラン フィナステリドセット」はマジでおすすめ!
長々と説明してきましたが、もし薄毛に悩み、苦しんでいる方がいたら、フィナステリド+ミノキシジルの内服薬を強くおすすめします。もちろん、副作用については自己責任ではありますが、個人的には内服薬を選んで本当に良かったです。何より髪が大いに復活した喜びは大きく、絶望に打ちひしがれていたあの頃に比べて、本当に、本当にありがたい。最近ではパーマをかけて、毛流れなんかも楽しんじゃってます。しかも、DMMオンラインクリニックの利用で以前よりお金の負担も半減したとあって、いいことづくめ。あとは、個人の輸入業者から購入するより、ある程度の規模を持った国内の会社が窓口になってくれると、やっぱり安心感がありますよね。
あ、いま調べたら一人一回限定で、「発毛ライトプラン フィナステリドセット」が半額になる(6か月ぶんがオフになる)クーポンもあったようですね。そうなると、1か月1861円。さらに安くなっていたのか…(※)。まあ、「一人一回」とあるので、次、おかわりするときに使えるといいな。というわけで、効果あり、コスパ良しのDMMオンラインクリニックの「発毛ライトプラン フィナステリドセット」、マジでおすすめします!
※DMMの回し者ではありません笑

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