私は猫が好きなんです。飼いたいけれど、飼える部屋に住んでいないし、命を預かる覚悟もない。でも、やっぱり猫が好き…というわけで、休日に猫カフェに行くことにしました。東急池上線・戸越銀座駅から徒歩12分くらいの保護猫カフェ「Meooow!」(ミャーーーオ)へ。
Meooow!の猫たちは人懐っこい
一時期、都内のいろいろなねこカフェを回ったことがあったのですが、そのなかでもやっぱりここが一番。猫の数が多くて人懐っこいんですよね。好奇心旺盛な子猫も多いです。その点、全国展開のとある猫カフェだと、おやつをあげなければ興味を持ってもらえませんから。
「Meooow!」の部屋はそれほど広くはないですが、休日は1時間ごとの予約制で8名の定員があるので窮屈に感じることはありません。ニオイも気にならないし。
自分の座る場所を決めたとき、いきなり貫禄のある猫が寄ってきて、「私を撫でなさい」とばかりに寝そべりました。恐れ入ります、としばらく撫でさせていただいたのですが、期待するレベルではなかったのか、すぐに離れていってしまいました。
猫じゃらしの極意は緩急にあり
やがて、私はおもむろに猫じゃらし用のおもちゃを手にします。私は撫で方がヘタですが、代わりに猫じゃらしの腕を磨き、極めてきました。だから、まずは猫と遊んで警戒を解くのが私のセオリー。遊び疲れた猫は、うまくいくと私の膝の上で眠ってくれます。
猫じゃらしマスターとして言えるのは、重要なのは道具(おもちゃ)そのものではなく、動きに緩急をつけること。先端をぴく…ぴく…とほんの少し動かしたあと(誘い)、サッと大きく動かす(展開)。すると、これを見た猫が”ハッ”と目を見開き、次に目の前で”誘い”をすると、頭を下ろして低い姿勢を取り、”展開”の際には全力で飛びかかってきます。ハイ、これで猫ちゃん一丁あがり。以降はなんの変哲もないおもちゃを、狂ったように追いかけまわしてくれるのです。
同様の動きを繰り返してもいいですし、おもちゃの先端を隠すのも効果的。カーペットの隙間、足の隙間などに先端を隠し、もぞもぞと誘ってから展開すると、食いつきが違います。その際、あぐらをかいたももの下から誘いをすると、シタッ、シタッと腕と頭を差し込んで、ゴソゴソとまさぐってくれるのがたまりません。脳汁が出るのは言うまでもなく、もっと…もっと…となるわけです。
猫まみれになれるおやつタイム
おやつのちゅ~るタイムは、誰もが猫まみれになれるサービスタイム。子猫たちが我先にと突進し、遠慮なく身体をよじ登ってきます。猫の毛が肌に触れ、体温と体重を感じるこの瞬間。ああ、脳汁が、脳汁がぁ~…。向かいに座った少女も思わず「幸せ~」と言いながらうっとりした様子。
Meooow!は料金が1000円/1hと格安
いや~素晴らしい時間だった。また来よう。Meooow!は料金も格安で、1時間1000円の使用料とペットボトルのソフトドリンクの代金(100円・注文しなくてもOK)の合計1100円。ほかのお店に行ったら、普通はこの倍くらいはしますからね。というわけで、本当にここはオススメです。保護猫のおうちも早く見つかるといいな。
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